ChatGPTは、自然言語処理能力により、多くのユーザーから支持を受けています。しかし、ChatGPTの真の力は、プラグインを活用することでさらに引き出されます。本日はプラグインの概要や、登録方法、実際にビシネスで利用できるプラグインを３つご紹介します。 ChatGPTのプラグインとは？ ChatGPT のプラグインとは、ChatGPTに様々な機能を追加できるツールです。プラグインを利用すると、最新の情報を反映したり、図を作成したり、長文のPDFを要約することが可能です。 ChatGPTプラグインの登録方法 ①ChatGPT Plusに登録する ChatGPTのプラグインは、ChatGPT Plusという有料課金をすることで登録できます。ChatGPT Plusは月額20ドル日本円で約3,000円程になります。 ②ChatGPTのトーク画面の【Explore GPTs】をクリックする。 ③GPTsの画面の検索ボタンを押し、特定のプラグインを検索する。 クリックするとGPTs (プラグイン)の画面が出てきます。GPTsとは、ChatGPTが新しくリリースしたサービスでプラグインの機能とほぼ同義と考えて問題ないです。 上記の2つの方法からプラグインを検索すると、実際に利用することができます。 プラグインが使えているのか確認するには、 AIの回答で指定した、プラグインの名前とロゴ表示されていたらOKです！ おすすめのプラグイン３選 ChatGPTのプラグインは2023年12月12日時点で、公開されている1074種類以上あり星の数ほど存在します。しかし日本語向けに作られているものは少なく、ビジネス用に使えるものはわずかです。 ですので今回は、私自身がビジネス用で利用している、本当に使えるプラグインのみ紹介します。 ①【WEB Pirot】 こちらは、Webページの内容を取得・解析するためのプラグインです。現在ChatGPTは、2021年9月までの情報しか持っていないため最新の情報検索はできない状況になっています。しかしWeb Pirotを使うと特定のURLからの最新の情報収集や、Webページの内容に基づいた質問の回答などが可能になります。 マーケターやWebライター経営者など幅広い人におすすめです。 Web Pirotでできること Webページの要約 Webページの抽出 PDFの文字起こし PDFの要約 企業の競合、市場調査 例えば、ブログのタイトルを作成するときに、『検索上位のキーワードを参考にタイトルを作成してください』と検索すると 検索上位のキーワードを元にタイトルを作成してくれます。 また『PDFの内容を文字起こししてください』という指示でも下記のようにPDFの内容を文字起こしすることもできます。 ②Show Me 次におすすめのプラグインは、Show Meです。 こちらは、さまざまな情報やプロセスを視覚的に表現するためのプラグインです。図やグラフの作成、情報の視覚化などが簡単に行えます。 特に、お金の流れや、ビジネスモデルをより詳しく理解したい時に、オススメのプラグインです。 （具体例）『不動産の仲介業者のビジネスモデルを図に表してください』と指示すると、下記のように関係図を提案してくれました。 ③食べログ こちらは食べログに載っている、レストランの検索や予約が簡単に行えます。特定の条件に基づいてレストランを検索したり、予約の空き状況を確認することができます。 会食やご飯の幹事の機会があるときに、食べログサイトから希望のお店を探すのが一苦労でしたが、「食べログ」プラグインを活用するとほんの数秒で、希望のお店をピックアップしてくれるのですごく便利です！ 例えば、梅田で、２人で星が3.5以上肉料理を食べに行きたいと指示すると こんな感じで5つの条件にあったお店を紹介してくれました。 まとめ 　ChatGPTのおすすめのプラグイン３つはこちらです。 ①Web Pirot:検索、URLを貼り付けてWebページを要約が可能。 ②Show Me :さまざまな情報やプロセスを図で、視覚的に表現する。 ③食べログ :「レストランのピックアップ」が可能。 この記事で紹介した３つのプラグインを使うことで、ChatGPTをより便利に利用する事ができます。 ぜひ、これらのプラグインを活用して、ChatGPTの可能性を最大限に引き出してみてください。 ジェイラインはこのように、最新のIT技術を活用しながら採用サイト制作を行っております。採用に課題を抱えている方は、こちらからご相談ください。

ChatGPTを使うことで、文字の修正、分類作業が可能になります。本日は、上記の課題を抱えている方に役に立つ情報を発信します。 ChatGPTの文字の修正できること３選 ChatGPTを活用すると下記の修正分類ができます。 文字の表記を統一させる 住所の抜け漏れを記述させる 単語の一部分を削除する どのように修正するのか説明していきます。 文字の表記を統一させる こちらは、アンケートで、文字表記を統一したい時に使えます。文字を、カタカナ、ひらがな、ローマ字、半角カタカナ等に変換できます。 文字の表記を統一させる手順 例えば下記のようになまえがバラバラに配置されている時があります。 たなか サトウ すずき わたなべ こばやし キムラ この場合に、修正したい言葉をまとめて、全て、カタカナにしてくださいと伝えると、 このように全てカタカナに変換されました。 住所の抜け漏れを記述させる こちらは住所で都道府県や、市町村が抜けている場合に、抜けている住所を見つけて、追加で書き足してくれます。 この作業を使うことで一つ一つ、住所を変更する手間がなくなり、2時間ほど時間短縮できました。 住所の抜け漏れを記述させる手順 確認したい住所をまとめて、住所に抜け漏れがないか確認し追加で修正してくださいと伝えるだけです。ここで修正できる住所は、都道府県、市町村の抜け漏れになります。 するとこちらのように都道府県も追加し、修正することができました。 単語の一部分を削除する こちらは、単語の中で、一部分のみを消したり、改行を開けて分類したい時に使えます。 例えば、HPで表をコピーした時に、表の内容全て拾ってしまう場合があります。 システム開発事業部   〒305-0841　つくば市御幸が丘43TEL 029-754-2228　FAX 029-321-4431　送迎バス要予約 029-851-6621運行表　※2023年3月20日より運行表を変更いたしました。開発事業部      〒336-0015　さいたま市南区太田窪2-10-9TEL 048-334-9087　FAX 048-326-9870 このような場合に、抜き出したい情報をまとめて、例えば、住所のみ抜き出してくださいと伝えると、住所のみが抽出できます。 まとめ ChatGPTでは、文字の変換、住所の修正、文字の抽出削除など多数の、修正作業を行うことができます。こちらの修正を行うことで半日かかっていた、作業が２時間ほどで終わるようになり、大幅な業務改善が見込めます。それぞれの修正方法も、比較的簡単なものなので、ぜひ実践し業務改善に繋げていただけましたら幸いです。 ジェイラインはこのように、最新のIT技術を活用しながら採用サイト制作を行っております。 採用サイト制作にご興味のある方は、こちらからお問合せください

ペルソナ作成は、マーケティングや商品開発において非常に重要なプロセスです。特定の顧客層を具体的にイメージすることで、ターゲットとする顧客のニーズや課題をより明確に理解することができます。 本記事では、ChatGPTを使ったペルソナ作成の手順と、その応用、注意点について詳しく解説します。 ChatGPTでペルソナ分析を行う4つの手順 ChatGPTのペルソナ分析は下記の手順で作成することができます。 手順①：ChatGPTで何をしたいのか伝える 手順②：どのような目的でペルソナを推測したいのか伝える 手順③：想定するペルソナの年齢層、性別、性格、などを伝える 手順④：ペルソナ選定で知りたい条件について質問する 具体的に説明していきます。 手順①：ChatGPTで何をしたいのか伝える まずは、「chatgptで何をしたいのか？」を伝えましょう。 今回ですと、「ペルソナを作成したい。」ですね。そうする事で、ChatGPTが何を答えたらいいのか方向性がしっかりします。 こちらは、ChatGPTの他の活用法でもよく使う型で、 ChatGPTの回答の方向性を決めることができます。 手順②：作成したいペルソナの特徴を説明する 次はキャッチコピーの詳細な内容を説明します。 説明する内容はこちらです。 現状の説明（どのような人がキャッチコピーを作りたいのか。） ターゲット（誰に向けて、キャッチコピーを作りたいのか。） ゴール （ターゲットにどのような行動を促したいのか。） 【プロンプト例】 「私は、情報機器を販売する中小企業で（現状の説明）、採用に向けて19~23際の理系の若者(ペルソナ)を採用したい。(目的の説明)」 手順③：想定するペルソナの年齢層、性別、性格、などを伝える 手順②のペルソナ像だと、ざっくりし過ぎているので、目的に合わせたペルソナの情報をまとめます。 【プロンプト例】 ＜ペルソナの特徴＞ ・19~23歳の理系大学に通う若者 ・性格:論理的で、かつ落ち着いた性格。 ・将来は情報機器に関わる仕事がしたいと考えている。 手順④：ペルソナ選定で知りたい条件について質問する。 最後に、ペルソナ選定で追加で質問したい事を箇条書きでまとめます。 ペルソナの選定で基本的な情報や、何をみて行動したのかなど、細かく質問してもChatGPTが推測し答えます。 【プロンプト例】 ＜知りたい情報＞ ・名前 ・性別 ・年齢 ・国籍 ・住所 ・学歴 ・職業 ・役職 ・収入・プライベート・最近の悩み ・就職活動で志望する業界等。 ※ペルソナ分析を行う時に、「調査してください」と伝えるとChatGPTが個人情報の観点から答えてくれない場合があります。 手順④でChatGPTに指示を行うときは、「推測してください」と伝えましょう。 以上の４つの流れを踏まえると、具体的に存在しそうなレベルのペルソナ像が作成できます。 質問文と回答の具体例 【質問例】 「私は、情報機器を販売する中小企業で、採用に向けて19~23際の理系の若者を採用しようと考えています。」その採用に向けて19~23際の理系の若者のペルソナを作成してください。＜ペルソナの特徴＞・19~23際の理系大学に通う若者 ・性格:論理的で、かつ落ち着いた性格。・将来は情報機器に関わる仕事がしたいと考えている。＜知りたい情報＞・名前・性別・年齢・国籍・住所・学歴・職業・役職・収入・プライベート・最近の悩み・就職活動で志望する業界等。 【回答例】 ペルソナ作成の応用 ペルソナ分析を応用すると下記の2つも分析できます。 ①カスタマージャーニーを作成できる ②サービスのニーズや改善点を捉える それぞれ説明していきます。 ①ターゲットの行動経路を分析する。 こちらは、いわゆるカスタマージャーニーです。 行動経路を分析するには、まず、手順①～④でペルソナ像を作成し、そのペルソナに追加で質問することで作成できます。 ある場面でどのような行動や思考をするのか？と聞くと良いでしょう。 例えば下記の質問をすると下記の回答が返ってきます。 「上記の人物がブログを読むきっかけになるシュチュエーションを推測してください。」 ②サービスのニーズや改善点を捉える こちらは、上記のペルソナ像に、サービスの、メリットと、デメリット、感想が聞けるものです。 サービスは顧客に何が求められており、課題点は何なのか等を聞き出す事ができます。時々新しい視点の意見が抽出できる場合があります。 ペルソナ作成の注意点 ChatGPTのペルソナ分析にも注意点はあります。 それは、「ChatGPTが作ったペルソナ像を100％鵜呑みにしないこと」です。 なぜかというと、ChatGPTで作るペルソナはあくまでも仮説に過ぎず、作成したペルソナ像をクライアント様と認識をすり合わせることが重要になります。 しかし、仮説の選択肢としては十分すぎるほど、網羅し教えてくれるので、プロジェクトで行き詰まった時に、沢山使ってみてください。 まとめ:ChatGPTでペルソナ分析を行うとサービスのニーズや課題点がわかる。 上記の４つの手順とコツを抑えることで、精度の高いChatGPTのペルソナ分析が可能になります。 記事を最後まで読んで頂いた方に朗報をお伝えいたします。私はChatGPTを400回以上検証して気付いたことがございます。 「勉強→ChatGPTで検証→勉強→ChatGPTで検証」 というサイクルで進めることで、知識が定着しやすいことがわかりました。 ChatGPTを勉強と並行して使用する方法は、学習効率を高めるのに非常に有効です。 1つの ChatGPTの構文（プロンプト）を覚えたら、その日に質問する感じです。 ですので、この記事をここまで読んでいただけたのならば、ぜひ一度ChatGPTに質問してみることをオススメします。 ジェイラインはこのように、最新のIT技術を活用しながら採用サイト制作を行っております。 採用に課題のある方は、こちらからご相談ください。