WEBサイトをリニューアルするタイミングはいつ?

2024.7.1

みなさんの会社のホームページが新規公開、または前回リニューアルされたのはいつでしょうか?5年前?それとも10年前でしょうか?

インターネットの技術やWEBデザインのトレンドは、進化や変化が目まぐるしく、もし、10年間一度もリニューアルされていなければ、いつのまにか、使えない技術や見られないコンテンツが放置されている可能性があります。パソコンの画面では大丈夫でも、スマートフォンやタブレットで見てみると、想定外の状態になっているかもしれません。

今回は、こんな状態ならすぐにリニューアルを検討すべきという点を5つご紹介します。

スマートフォンやタブレットで見づらい

以前のWEBサイトはパソコンで見ることが多かったですが、最近ではスマートフォンやタブレットでみることが多かったり、パソコンを持っていないユーザーもいたりします。

特に企業の採用ページを中心に閲覧している学生の方たちは、ほぼスマートフォンで見ていると思われます。

ご存知のように、スマートフォンの画面は縦長、ノートパソコンやデスクトップのモニターは横長です。

スマートフォンが、今のように普及する以前に作られたままのホームページでは、縦長の小さな画面を想定して作られていない可能性があります。もし、スマートフォンで会社のホームページを開いて、パソコンと同じ画面をそのまま小さくしたような見た目だった場合は、すぐにリニューアルを検討しましょう。

現在は、ホームページ作成の際に、パソコン、スマートフォン、タブレット、それぞれの画面表示にあわせて最適化する「レスポンシブデザイン」で作成することが必須条件です。レスポンシブデザインに対応しているかどうかは、SEOなど検索対策にも有効です。

デザインや画面レイアウトが古く感じる

WEBデザインといわれるように、ホームページもデザインされています。

どんなデザインにもトレンド、流行り廃りがありますが、それはデザインが好みや、好き嫌いで作られているのではなく、ある目的に沿ってきちんと設計・計画されて作られているからです。ある目的とは、WEBデザインであれば、ホームページを閲覧しているユーザーに、情報を正しく、わかりやすく伝えるということです。

前述のスマートフォンで見ているユーザーとパソコンのモニターで見ているユーザーにとって、最適なデザインが異なるのは当然です。また、テキストを読んでもらいたい、画像や動画を閲覧してほしい、商品を購入するなどユーザーに何か操作をしてほしいなど、さまざまな目的をもったホームページごとに最適なデザインやレイアウトは異なります。

さらに、新しい技術がどんどん生まれるネットの世界では、デザインの考え方の大きな変化もたびたび訪れています。10年一昔という言葉がありますが、ネットの世界では、5年、もしかしたら3年でも古く思われてしまうかもしれません。

目的の情報に辿りつきにくい

ホームページが公開された時のまま、何も更新されていないということはないと思います。日々、情報を更新されたり、新しいコンテンツを追加されたりして、数年が経っているという場合もあるのではないでしょうか。

公開時は、すぐ目的の情報に辿りついたのに、いつのまにかその情報までのクリック(タップ)数が増えていたり、メニューやボタンがたくさん増えていたりしないでしょうか。最悪なのは、リンク先のページがなくなっていることに気づかなかったりすることです。

デザインの項目でご紹介したとおり、ホームページは作成時のコンテンツや情報内容が最適な状態で伝わるように設計されています。

その後、新しい情報が追加されたり、想定していなかったコンテンツが追加されると、建物を増築するようにページが加えられていき、最初は想定していなかった経路が生まれたり、行き止まりの構造になってしまったりする場合もあります。

毎日見ていると気づきにくい場合もありますので、一度、初めてそのホームページを見る気持ちで閲覧してみると、よくわかるかもしれません。

その技術はもう使用できません

Flash(フラッシュ)という言葉を聞かれたことはありますか?もしくはトップページなどにこのバナーとインストールを促す表示が出ていないでしょうか。

Flashは、Macromedia社(現在のAdobe社)が開発した、画像や音楽を組み合わせて、アニメーションなど動きのあるコンテンツを作り、ホームページに表示させるための技術です。以前は多くのサイトで使用されていましたが、動画技術の進化やセキュリティーの問題などがあり、2020年末でサポートが終了しています。

https://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/end-of-life.html

トップページのメインビジュアルなど、一番目立つところに使われることも多かったので、気付かないということはないと思ますが、もしFlashコンテンツを使用したままであれば、すぐにこの部分だけでもリニューアルしてください。

見た目の問題だけでなく、セキュリティーのリスクから、サイバー攻撃を受ける可能性もあります。

すぐに更新できない

自社のホームページで、お知らせのテキストや商品画像の差し替えをするだけでも、ホームページを作ってもらった制作会社さんなどに依頼しないといけない。という状態ではないでしょうか。

以前、もうかなり前になりますが、ホームページを知識なく更新することはかなり難しく、更新ミスにもつながってしまいました。しかし現在では、頻繁に更新を行うコンテンツやページがあれば、CMSという技術をつかい、管理画面から、ホームページを公開されている側で簡単に更新ができるように作成することが主流となっています。

パソコン操作技術が全くいらないわけではないですが、Wordを使ったり、ブログなどを書いた経験をお持ちなら、十分ご自身で更新を行っていただけます。

ただし、ホームページの作成時に、どこを、どのように更新したいのかを決めておく必要がありますので、リニューアルの際は制作会社さんとしっかり相談しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ホームページはお店の看板や外観と同じです、古臭かったり、時代遅れだと思われてしまうと、ビジネスに大きく影響します。

自社のホームページが、この中の1つにでも当てはまるようなら、すぐにリニューアルされることをおすすめします。

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