Instagramで商品を販売するには?成果を導く3ステップについて徹底解説

2024.5.15

こんにちは。
ジェイラインで勤めているWebマーケターです。

本日は、Instagramマーケティングを成功に導く3ステップについて紹介します。
※こちらの記事はWebマーケターの視点をもとに執筆しています。

Instagramマーケティングの3つのステップ

インスタグラムを使った商品の販売を成功に近づけるには3つの段階がございます。
  • レベル1:お客様が定期的に買いたくなる商品開発を行う。
  • レベル2:商品が魅力的に発信するスキルを磨く
  • レベル3:継続して発信できる仕組みを作る

それでは、具体的に説明していきます。

レベル1:お客様が買いたくなる商品開発を行う

まず初めは、ユーザーのニーズに合った売れる商品を作る事です。この段階が一番難しく、様々な経営者が悩まれていると思います。

ここでは、様々な方法論があるのですが、私が発信していた「銀雪の里」の商品開発を一例として紹介します。

①マーケットインの理論で商品開発を行う

この、マーケットインという言葉とは、既に顧客のニーズがある場所に商品やサービスを似せて販売するという理論です

例えば、数年前にタピオカが女子高生の間で流行った時に、ブームを知ってタピオカ店が爆増しました。こちらはタピオカ自体にニーズと求心力があったためマーケットインの理論で競合の会社が増えたと言えます。

銀雪の里だと、開店当初は、焼き菓子をメインに売り出していたのですが、当時はクッキー缶が流行っていたので、クッキー缶専門店に切り替えて、顧客を増やしていきました。

マーケットインの商品開発は、消費者のニーズに合わせた商品開発を行う為「全く売れなかった」という結果にはなりにくく、ある程度の売り上げの見込みを立てることができます。

ですので、ビジネス初心者の方は、マーケットインの考え方で商品開発を行った方が確実です。

 

②3C分析を行い、お店のコンセプトを決める

ここでいうコンセプトとは、自社の強みや表現したい商品のみを販売し、尖りをつくる事です。

銀雪の里では、マーケットインの理論で、クッキー缶市場に乗り込んだのですが、当時何100社ある企業の中の1つとして埋もれてしまいました。

そこで下記3C分析を行い、コンセプト設計を行いました。
3C分析とは下記の3点を箇条書きでまとめ3点が当てはまるものを作成することです。

この3点を満たすものが、競合他社にはなく、お客様に求められている、自社特有の強みになります。

このコンセプトを決める事で、お客様に商品やお店イメージがしやすくなり、唯一無二のお菓子店へ差別化が可能になります。

銀雪の里ですと「動物のアイシングクッキーが詰まった美味しいクッキー缶」というパッケージで動物が好きな人、可愛いものが好きな人に向けて商品を販売しています。

レベル2:商品が魅力的に発信するスキルを磨く

 レベル2の意味とは、レベル1で商品開発で作製した商品をどのように見せてお客様に購入して頂けるか考えることです。

レベル2の段階では、商品を販売するためのこちらのスキルを身につける必要がございます。

  • SNSを活用するスキル →商品の認知獲得に必要なため
  • 写真撮影スキル    →商品、見た目が特に重要であり購買率に大きく影響されるため
  • 販売心理学        →商品のセールスに必要なため。

銀雪の里の具体例
SNSを活用するスキル

→Instagramの運用では、ターゲットを決めて、ターゲットに合わせた投稿を行う事が重要になります。
銀雪の里のターゲットは、ターゲットは30代〜50代のシニア層の女性なので媒体はインスタグラムをメインに運用しています。

また、インスタグラムのアカウントのアルゴリズムは、投稿の滞在時間、保存数、いいね数の大きさによって評価されるので、写真を複数枚投稿し、滞在時間を長くさせたり、保存したくなるよう、店舗の場所や販売場所を必ず投稿に載せて発信を行っています。

写真撮影スキル

太陽の光から出てくる、自然光で写真を撮影し、また商品のイメージに合わせたグッズも配置し商品を配信する。

販売心理学

・コミットメント
人間は自分が起こした言葉や行動が一貫したものにしたいとう欲求があります。この心理から、SNSのアカウントでフォロワーに何度も商品のいいねをしてしまうと、商品がより気になったものになってしまう為、同じ商品でも制作段階から様々な切り口から発信しています。

・権威性
人間は無名のものよりも、何か肩書きや権威が既にあるものはすごいと感じてしまう事
SNSの発信では、信頼のある大手の百貨店で商品を販売している事をセールスし、イメージアップを狙いました。

・希少性
人間は、期間限定、数量限定のように数が限られている商品は価値のあるものだと感じてしまう傾向があります。ですので、商品の販売を行うときは必ず、数量限定の文言を追加し、商品の希少価値を上げています。

この、レベル2まで達するのに僕は1年かかったのですが、この段階になると、商品が売れ出したり、商品販売の一連の流れが感覚としてわかるようになります。

レベル3:継続して発信できる仕組みを作る

この考えは、レベル2まで整った後、今後店を閉じるまで発信活動を続けていかなければならないということです。

なぜ発信なければならないかというと、現在は非常に情報過多な世界になっており、一度SNSでバズり売れたとしても、1ヶ月には9割ほどは忘れてしまうためです。

例えば、芸人兼企業家の西野亮廣さんは、
全国の知名度があるにもかかわらず、毎日ブログや、Voicy、オンラインサロンで現在行っているイベントの宣伝+ビジネスに関わる発信を10年ほど続けています。

私は、そこまでの体力がないので毎日SNSの発信を行うことはできないですが、宣伝を徹底しているからこそ、オンラインチケットを1万5千枚売ることができるのだと思います。

ここで求められるスキルは、淡々と、継続して仕事をこなしていく力です。

「銀雪の里」では、毎日の宣伝は無理でも、週2回ぐらいの目安に、イベントやお店の宣伝し丁寧に続けることで、売り上げを維持し続けてなんとか耐えています。

継続して情報発信をするのは中々、大変なことなので、そのような場合は、広報チームを作り、永続的に商品を宣伝できる仕組みを作りましょう。

まとめ

■SNSを使った商品の販売には3段階のレベルが存在する。

  • レベル1:お客様が定期的に買いたくなる商品開発を行う。
  • レベル2:商品が魅力的に伝えるスキルを磨く
  • レベル3:継続して発信できる仕組みを作る

今回はWebマーケターの視点でお菓子をSNSで売るにはどうしていけばいいのかについてまとめてみました。私のアイディアも、商品開発一例としての参考にしていただけましたら幸いです。

ジェイラインはこのように、採用サイト制作だけでなくSNSの運用代行サービスの行っています。

SNSの運用や、採用ブランディングにお困りの方はお問い合わせ頂きましたら幸いです。

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