母集団形成を行っていますか?
2024.8.9
新卒採用を行う上で、各社様「母集団形成」を行っているかと思いますが、新卒採用フローで重要な「母集団形成」についてどれくらい実施されていますでしょうか。
「とりあえず求人媒体を活用すればいいのでは?」とお考えかもしれませんが、実のところそうではありません。
昨今では、少子高齢化や労働人口の減少により、ある程度専門性が問われるような職種においては謙虚に人材不足に悩んでいる企業も増えてきています。人材が欲しいけれど、そもそもほしい層の求職者が少ないという状況が続いており、各企業同士で求職者の取り合いが起きている状況です。
このような社会的な状況から、安定して人材を確保するための方法として「母集団形成」が重要になっています。
そもそも「母集団」とは?
新卒採用活動における、「母集団」とは、自社で採用する可能性のある求職者(学生)のことを指します。つまり、自社にエントリーした応募者です。
採用フローの主な流れは、(1)母集団形成から始まり、(2)説明会やイベントを通じて自社の魅力を伝え、選考への参加意識を高める意識醸成、(3)求職者(学生)の資質と自社にとって必要な人材像を照らし合わせ、面接などに進める選考、(4)内定確定後、入社までの期間に、一定の教育・意識醸成などを行い、自社への入社意欲を維持・高めていく内定者フォローの4つのステップとなります。
(1)から(4)へ進んでいくにつれて、求職者(学生)の数はどんどん少なっていくいきます。(4)内定者フォローの段階で一定量の人数を確保するためには、(1)の母集団形成の数が非常に重要であるのは、お分かりいただけるかと思います。
「母集団形成」を行うための手法は?
では、「母集団形成」にはどのような手法があるのでしょうか。
ひとつは「就職サイト」です。リクナビやマイナビを代表とする求人サイトとなりますが、実施している企業も多いのではないでしょうか。
もうひとつは、「合同説明会」です。求職イベントとして、求職者(学生)と企業が直接接触できることが特長です。ただし、どの企業の説明を聞きたいかは求職者に委ねられますので、イベントブースや説明用の資料などの準備や内容によっては、求職者が自社のブースに集まらない、といった事も起きてしまうため、事前準備が大切です。
最後に「SNS」です。昨今ではTicTokやインスタグラム、XといったSNSを活用した採用活動が増えてきています。SNSを日常から使用しているZ世代と言われる学生は、企業の魅力や特徴、社風や文化、職場環境などをSNSの写真や動画より情報を収集しています。必ず実施する必要は無いと思われるかもしれませんが、企業選びのひとつとしてSNSにチカラを入れているかどうかも指標となっています。
ただし、SNSは継続的に情報を発信していく必要もあります。企業でもSNSに力を入れたいけれど、「社内の体制が整っていない」「どのようにコンテンツを作っていいのかわからない」といった声もよく聞きます。
採用プロモーションで大切なのは「知ってもらうこと」
母集団形成について、様々な手法についてご紹介してきましたが、企業の皆さまはどのような取り組みをされていますでしょうか?
まずは、「自社のことを知ってもらう事」が採用プロモーションを成功させる上で、大前提となります。「就職サイト」「説明会実施」は企業の方でも比較的対応がしやすい取り組みとなりますが、「SNSの活用」は先に記載のとおり、ハードルが高いのも現実問題として抱えています。
さいごに
ジェイ・ライン株式会社では、SNSのアカウントの作成やコンテンツ(動画など)の制作・運用支援も賜っています。SNSを活用した採用プロモーションで成功した事例もありますので、「SNSにチカラを入れてみたい」「どこから始めるのがいいのかわかならい」などお困りごとがありましたが、下記よりお問い合わせください。