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学生は採用サイトのここを見ている!
2024.7.1
学生による求職活動の手段はここ数年で大きく変動しています。
自分が希望する会社を探す方法として挙げられるのが、大学からの紹介、リクナビやマイナビ、オファーボックスといった求人媒体、SNS、そして企業の採用サイト(採用情報)です。
各企業で力を入れている手段のひとつとして「採用サイト」がありますが、学生は採用サイトのどのページ・内容を閲覧しているのでしょうか。
学生によく見られている採用サイトのページは?
ジェイ・ラインはこれまで様々な業界の採用サイトを手掛けていますが、ここ最近制作させていただいた採用サイトのコンテンツ(ページ)の閲覧状況の一部をご紹介させていただきます。
採用サイトのコンテンツ(ページ)として、必ずと言っていいほどあるのが次のコンテンツになります。
- 〇分でわかる(または、データでみるや早わかりといった表現も)
- 社員インタビュー
- 福利厚生
- 仕事紹介(職種紹介や事業内容など)
- 募集要項
- 採用Q&A
- 座談会・クロストークなど
などは、どの採用サイトにもほぼ掲載されている内容になります。
学生が興味を持っているコンテンツは?
採用サイトの定番と言ってもいいコンテンツですが、学生はどれだけ興味を持っているのでしょうか。
そこで、GoogleAnalyticsの解析レポートより、採用サイトの各コンテンツの閲覧割合を出してみました。
※弊社実績の平均値で割り出した数値となります。採用サイトの構成などにより実際の数字と異なる場合もあり、数値を確約するものではありません。
- 〇分でわかる・・・8.8%
- 社員インタビュー・・・8.9%
- 福利厚生・・・6.4%
- 仕事紹介・・・2.9%
- 募集要項・・・6.7%
- 採用Q&A・・・1.3%
- 座談会・・・1.7%
いかがでしょう。
「〇分でわかる」といった、企業のことを時短で理解できる早分かりコンテンツや「社員インタビュー」のように先輩社員による業務内容や職場の雰囲気・環境などといったの生の声は、学生にとっても共感しやすいコンテンツであり、比較的閲覧されやすい傾向となっているのがわかります。次に働きやすい環境かを表すひとつの指標として閲覧されているのが「福利厚生」となります。「募集要項」は給与面や条件面などが記載されているため、閲覧数も多い傾向にあります。
閲覧されている割合が低い=興味がないではありません。
それらに比べると、「仕事紹介」「採用Q&A」「座談会」といったコンテンツはやや数値が低い傾向にありますが、決して学生たちが興味がないというわけではなく、企業理解を深めるための手段として優先度が低いためです。これらのコンテンツの閲覧数が伸びる時期は、面接期間に多い傾向があります。
つまり、面接の対策としてより企業の情報を知るために閲覧しているということになります。
このように、Z世代と呼ばれる学生は、タイムパフォーマンス(タイパ)を優先していため、限られた時間の中でどれだけ今の自分にとって有益な情報を得られるか、に注力していることがわかります。
閲覧数が低いコンテンツだから必要ない、、ではなく、学生たちの就職活動のタイミングに合わせてコンテンツを公開していく、、というのが学生目線にたったアプローチ方法のひとつなのかもしれません。
効率よく自社の魅力を学生に伝えるためには?
採用サイトの総ページ数が20を超えるものも目にしますが、自社のことをたくさん知ってほしいという思いから、たくさんページ数を作成したからと言って、学生が閲覧してくれるとは限りません。ページが増える=情報が分散されることにもつながりますので、効率よく情報を提供するという観点では、自社の魅力を返って伝えられないことにもつながります。 では、どのようにすればいいでしょうか。
その答えは次回の記事でご紹介したいと思います!
せっかく作成しても閲覧してもらえない、、というのがもっとも制作コストのロスにつがなりますので、費用対効果をしっかり出していきたいですよね。
さいごに
ジェイ・ラインでは、様々な採用サイトのリニューアルを手掛けてきました。
「閲覧数を上げるためにはどうすればいい?」「サイトの離脱を減らしたい」「面接に来る学生が採用サイトの情報をあまり閲覧してくれていない」など、様々な採用のご担当者様のお悩みに応えています。
最も採用効果を発揮するための採用サイトづくりはどうすればいいのか? 採用支援からスタートして30年を超えるジェイ・ラインだからお応えできることもたくさんありますので、お気軽にご相談ください。
次回は、「さらなる採用サイトづくり」にて、採用サイトづくりのポイントをご紹介していきます。