採用担当者 必見!採用サイトをつくる前に自社分析をしてみよう!

2024.9.14

求職者が就職活動、転職活動をする際にまず行うのは、自己分析です。自分の強みや弱みを理解し、スキルや経験と合わせて、企業に自身の魅力を伝えられるように準備します。

採用を行う企業側も然り、自社の強みや弱みを しっかり理解した上で、企業の魅力、競合との違いや将来制がきちんと伝わるサイトを作らなければ非常にもったいないです。

今回は、自社分析のために使える、マーケティングフレームワークのひとつ「SWOT分析」をご紹介します。


SWOT分析とは

SWOT分析とは、商品やサービスのマーケティング分析を行う際に用いるフレームワークの一つです。分析対象の内部環境「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」外部環境「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」4つから課題や解決手法を見つける方法です。4つのキーワードの頭文字を取って「SWOT分析」と呼ばれます。

  • 強み(Strength)・・・競合他社と比べたときの自社の強み
  • 弱み(Weakness)・・・逆に競合他社に劣っている部分
  • 機会(Opportunity)・・・市場環境や世の中の流れの中で自社のメリットになるような要因
  • 脅威(Threat)・・・逆に自社にとってデメリットになりそうな外的要因

採用活動におけるSWOT分析のやり方

1. 目標やターゲットを明確にする

まず 、分析を行う目的や目標を設定します。

どんな分析でも同じですが、ここがしっかり設定されていないと、正しい分析ができません

採用活動であれば、応募者数や内定数など数値目標と、どのような人材を採用したいのかといった、質の目標があります。 特に、質の部分の設定には、別に人材像を具体化する「ペルソナの設定」も重要になってきます。ペルソナ設定についてはまた別の機会にご紹介します。

2. 外部環境(機会・脅威)の分析

まず、企業や採用活動そのものに影響を及ぼす外部環境から分析を行います。

Opportunity 機会

例えば

  • ユーザーが増え、市場が拡大している
  • 円安により、海外からの需要がふえている

など

Threat 脅威

例えば

  • 技術者の需要が増え、採用コストが増加している
  • 新規参入の企業が増え、価格競争が起こっている など

3. 内部環境(強み・弱み)の分析

次に、内部環境の分析を行います。

Strength 強み

例えば

  • 黒字経営を◯年継続している
  • 専門性をもった社員がたくさんいる

など

Weakness 弱み

例えば

・需要が拡大しているが、社内リソースが不足している

・中心となる事業が1社依存となっている

など


クロスSWOT分析

4項目の分析が終わったら、それぞれを次のような表にまとめます。

そして、環境同士をかけ合わせて、それぞれの項目で戦略を考えます。

強み×機会

自社の強みと機会を生かして最大化する戦略

強み×脅威

脅威に対して強みを用いて、影響を最小限にする戦略

弱み×機会

機会を生かして、弱みをカバーする戦略

弱み×脅威

今は実行を保留するなど、マイナス要因を判断する戦略


まとめ

SWOT分析、クロスSWOT分析を行うことで、自社の強み、弱み、取り巻く環境などを正しく認識し、それらをどう活かせば、現状に最適な戦略を客観的に考えることができます。

採用活動が上手くいかない、採用サイトをどう作ればいいか明確でない時は、ぜひ一度、このSWOT分析を行ってみてください。


弊社では、SWOT分析の実施や分析結果に基づく戦略立案のお手伝いもしております。貴社のニーズに合わせた最適なソリューションを提供いたします。詳細なご相談やお見積もりをご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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