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求職者に響く!採用サイトに「数字で見る」を導入すべき理由と効果を紹介

2024.8.9

採用サイトで、「数字でみる」というページを見かけた事はありませんか。こちらは、「求職者に自社の特徴について理解してもらえない。」という時に、伝えたいポイントを、数字で分かりやすく伝える事ができるページです。
今回は「数字で見る」の役割と、掲載内容を検討するコツをご紹介します。

数字で見るのページとは?

企業が打ち出したいけれども伝わりづらい情報を、数字やインフォグラフィックスなどで、見やすく、わかりやすくまとめるコンテンツです。
数字という根拠をもとに企業の魅力をアピールできます。
また、このページを用いることで、企業や従業員に対して親しみやすさを感じてもらうことができます。

どうして数字で見るのページが必要?

求職者は就職活動の中で、数多くの様々な会社情報に目を通さなければなりません。結果、企業調査の時間がなくなり、内容を素早く見ないといけない為、情報を簡単に確認できるようにする必要があります。

数字で見るページは「興味を持ってもらいたい事」「求職者が気になる事」について、情報だけではなく視覚的に表現することで、よりわかりやすくまとめられています。
よって企業側がアピールしたいポイントを、時間が無いかなかもすばやくキャッチしてもらう事ができます。

数字で見るの効果とは?

数字で見るのページでアピールすることで、下記の効果が期待できます。

  • 透明性の向上:企業の現状や実績を数値で示すことで、候補者に対して透明性を持たせます。 よって応募者が企業の現状や業績を正確に理解しやすくなり、応募者の理解促進につながります。
  • 信頼性の強化:数字やデータを活用して、企業の信頼性を高めます。よって透明性のあるデータ提供により、応募者との信頼関係が強化されます。
  • 魅力のアピール:具体的なデータを通じて、企業の魅力や強みを明確に伝えます。よってデータによって魅力が伝わりやすくなるため、応募者数が増える可能性が高まります。
  • 応募者のミスマッチ防止:実際のデータを提供することで、企業と候補者の間のミスマッチを減らします。 明確なデータ提供により、企業に合った質の高い応募者を引き寄せることができます。

数字の項目とは?

「数字で見る」の項目を大きく分類すると、以下のようなカテゴリーに分けられます。
重要なのは「学生、求職者が気になる情報とは?」「入社後の自分の働くイメージが湧くようにするには?」どのような項目が必要かということになります。
同業他社様の事例などを確認頂き、項目の例から厳選いただくことをおすすめします。

➀業績に関するデータ

・企業の成長指標 :売上高、利益率、成長率、事業規模などなどについてアピール
・プロジェクト事例:特定のプロジェクトの成功事例や成果も出すと効果的です。
 例:売上高/営業利益/拠点数/取引社数/プロダクト数/年間プロジェクト数

これらのカテゴリーに分類することで、企業の様々な側面を具体的な数字で示し、応募者に対してわかりやすく情報を提供することができます。

参考:株式会社日本シューター 3分でわかる日本シューター

URL: https://www.nippon-shooter.co.jp/recruit/about/3minute/ (弊社実績)

➁働きやすさ

・働きやすさに関する情報:報酬・福利厚生に関するデータ・環境やカルチャー
・教育制度に関する情報:キャリアプランやスキルアップ
平均残業時間/有休消化率/育休・産休の取得率/育休後復帰率/テレワーク実施率/研修時間/資格取得支援制度/フレックスタイム利用率/定着率:新卒・中途採用者の定着率 他

参考:キッセイコムテック株式会社:データで見るキッセイコムテック

URL: https://www.kicnet.co.jp/recruit/newface/company/data/  (弊社実績)

➂社員に関する情報

・応募条件の提示:応募資格・求める人物像
・働く人のイメージ:社員の特徴
平均年齢/平均勤続年数/男女比/新卒・中途採用比率/職種割合/文系・理系の割合/平均通勤時間/女性管理職比率/外国籍社員比率

参考:医療法人 梅華会 早わかり梅華会

URL: https://umeoka-recruit.com/hayawakari/ (弊社実績)

➃採用に関するデータ

・新卒採用実績:新卒採用人数や離職率
・中途採用実績:中途採用者の割合や過去の採用実績
・内定者の経験:応募者の検討していた業界・就職活動の対策 他

参考:株式会社サティス製薬:データで見るサティス製薬

URL: https://www.recruit.saticine-md.co.jp/company/data/  (弊社実績)

新卒と中途の違いを出すには?

数字で見るページの項目は、それぞれの対象となる応募者・求める人物像の関心やニーズに応じた内容を提供することが重要です。

新卒採用

新卒採用では、「どのような会社・職場環境なのか」「入社したらどのようなことが実現できるのかできるのか」を具体的にイメージできる数値やデータを出すことで、入社前と入社後のギャップをなくし、入社意欲を高める項目を洗いだすことをおすすめします。

<新卒採用項目例>

  • 社員の平均年齢や年次構成:若手社員の割合が高いことや、入社後のキャリアステップを示す。
  • 新入社員の教育プログラム:新入社員研修やメンター制度、OJTの詳細を数値で示す。
  • キャリアパスの例:入社から3年後、5年後のキャリアパスの事例を示し、成長のステップを可視化。
  • 新卒採用実績:過去数年間の新卒採用人数や離職率を公開し、安定した職場環境をアピール。
  • 福利厚生と社内制度:住宅手当や資格取得支援制度など、新卒社員にとって魅力的な福利厚生を数値で示す。

中途採用

中途採用では、「実績」を中心に入社の条件に関わる情報を数値やデータとして出すことで、求職者の認識とのずれをなくし、信頼性を高めることに繋がります。

<中途採用項目例>

  • 経験者の受け入れ実績:中途採用者の割合や、過去の中途採用実績を示す。
  • 役職別給与レンジ:中途入社の際に期待できる給与レンジや昇給実績を具体的に示す。
  • スキルアップ支援:専門職向けの研修や資格取得支援制度の利用実績を数値で示す。
  • 職場環境と定着率:中途入社後の定着率や働きやすさに関するデータを提供し、安心感を持たせる。
  • プロジェクト事例:中途入社者が参加したプロジェクトの成功事例や、活躍の場を数値で示す。

これらの違いを明確にすることで、新卒採用と中途採用それぞれの応募者に対して、より適切な情報を提供し、応募者の関心を引きやすくなります。
新卒・中途に限らず、募集対象の求職者がどのような人物になるかを確認頂き、その本人が注目する情報とはなにか?を検討頂くことで、より伝わりやすい内容にブラッシュアップ頂けます。

親御さんに向けての情報

「求職者の親御さん」が気になる情報にもなります。

「就職させてもいい環境かどうか」を親御さんが判断する情報としても、数字で見るは活用できます。内定後、親御さんの理解が得られず内定者離脱となってしまう…ということなどを防ぐことに繋がります。

<親御さん項目例>

  • 企業安定性 →企業の業務実績の情報
  • 職場環境の教育制度がととのっているか →研修内容の情報

親御さんが、WEBサイトやパンフレットを見てもらう際に、

「数字で見るをみて、安心して就職を許可してもらうようにするには?」という目線で項目を厳選するのもおすすめです。

「数字で見る」を作成するための、情報整理の流れ

「数字で見る」のページを作成するための情報整理の流れは、以下のステップに沿って進めると効果的です。

1.目的と対象の明確化

  • 目的の確認:ページ作成の目的を明確にします。例えば、応募者に企業の透明性を示す、信頼性を高める、応募者数を増やすなど。
  • 対象の確認:新卒採用者向け、中途採用者向け、または両方の対象について明確にします。
  • 求める人物像の明確化:組織の将来に必要な人物像とはどのような人なのかを明確にします。

2. カテゴリーの決定

収集するデータをカテゴリーに分けます。

<分け方例>

  • 社員に関するデータ
  • 採用に関するデータ
  • 報酬・福利厚生に関するデータ
  • 職場環境に関するデータ
  • 業績に関するデータ

3. 必要なデータの収集

各カテゴリごとに必要なデータをリストアップし、収集します。

4. データの確認と整理

収集したデータの正確性を確認します。最新の情報であることと、信頼できるソースからのデータであることを確認します。
データをわかりやすく整理します。表やグラフを用いると視覚的に理解しやすくなります。

5. ページ構成の設計

ページのレイアウトを決定します。
各カテゴリごとにセクションを分けて、見やすく配置・順番などを検討し、データの見せ方を工夫します。インフォグラフィックやチャートを用いると効果的です。
実際のデザインの見せ方については、ご依頼先のWEB制作会社様にご相談をしながらの制作になってきます。

まとめ

「数字で見る」ページは、企業の透明性や信頼性を高め魅力を具体的に伝える効果があります。さらに、ミスマッチを減らし、企業に合った質の高い応募者を引き寄せることが期待できます。

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